アンパンマンたいそう

  • 2012.11.09 Friday
  • 21:20


夕べは友人であるVICKY(feat.LeeLeeLewis)がソロとして初めて企画した『新横浜で逢いましょう vol.1』というイベントタイトルのライブが新横浜Bell'sで行われた。
出演者全員がスーツ姿という出で立ちでお客さんをお出迎えして、ライブ自体ももともとあるステージを使用する通常の形態ではなく、今回特別にフロア中央に設けたセンターステージを使って(レッドカーペット付き)出演者全員が最初から最後まで出ずっぱりでトークも交えながら、それぞれの出演者がそれぞれのオリジナル曲、もしくはカバー等を演奏して歌う、という新しい試みのショーだったのだけど、何だかホストクラブの忘年会みたいな雰囲気で可笑しかった。

終演後にVICKYとも話したのだけど、初めての企画なので進行上至らなかった部分があったと思うし、終わった後にも、きっとこうすれば良かった等々の課題が見えてきたので、回を重ねるごとにもっと面白くなったり新しいコーナーが出来たり、それでいてもっとタイトになったりと、今後の発展というか、広がってゆく可能性を感じられたイベントだったのではないかな、と思うな。
観にきてくれたお客さま、Bell'sスタッフの皆さま、そして共演者の皆々、そして主催のVICKY、お疲れさまでした、そしてどうもありがとう。
そしておいらの二回目のステージの時に、共演者であったJunnyちゃん(feat.もりきこ)を引っ張り出して一緒に演った即興ステージは楽しかったなぁ!
Junnyちゃんがこれを読んでいるかどうかは分からないけれども、ムチャ振りしても必死に応えてくれた姿を隣で見ながら、あぁ音楽って何て楽しいんだろう、って嬉しくなったし、楽しかったし、そしてやっぱり可笑しかった。Junnyちゃん、ありがとうね、本当に。

それにしても普段のブッキングライブなんかでは、与えられた時間の中で自分の世界観や空気感を作っていけるステージも、一曲ごとに出演者がチェンジする一曲勝負のステージは、そうした世界観や空気感を瞬時に作るのが難しく、これは鍛えられたというか、演者としての自分がいかにまだまだ未熟なのかをこっそりと痛感したステージでもあったかなぁ。

話はクグッと変わるけれども、今年の自分は厄年で、そんなものは自分には無関係だろう、と思っていたけれども、本当にそれを絵に書いたような一年で終わりそうだと、一つ前のワンタイでも書いた。だけれども、だからといって起こることすべてをそんな厄のせいにしようとは思っていない。
だって、今自分のサポートに入ってくれているモミーズのみんなと知り合えたこともそうだし、新しい出逢いも、嬉しいことも、楽しいことも変わらず空から降ってきて、おいらに生きる歓びをもたらしてくれているし、そんな友人たちのおかげで相変わらず自分はよく笑い、よく呑み、音楽を奏でて、この当たり前の健康に、つい感謝の気持ちを忘れてしまうくらいだからだ。

だからそう思うと、本当の意味での厄は自らのこの胸の中にあるんじゃないか、という気が大いにしてきて、ここ最近の、というより、この一年の自分のなり振りや発言を思い返してみる。
するとどうだ、周りがどう感じているかはとりあえず隅に放っておいて、自分で自分を客観的に思い返す限り、明らかに後ろ向きな思考や発言ばかりを繰り返して、今現在の自分を自ら形成してしまったんじゃないか、という気がやっぱり大いにしてきた。

時は金なり。コレ、まさにだよね。
体力だって、考える力だって、行動力だって、はては精力だって、今傍にあるからといってそこに少しでも触れることなく疎かにしていると、一年後にはびっくりするくらい衰えてしまうし、三年後にはもう空っぽになってる。
今、自分がいい年を過ぎて改めて感じていることは、今生きている力というのは決して今の力ではなくって、自分が二、三年前までくらいに培ってきた知識や体力みたいなモノが根本としての原動力になっているだけで、今のような、心に厄のようなモノを抱えたまま何も蓄えることなく日々を過ごしてしまえば、ただ消費するだけの一方であっという間に貯金も尽きて、来年の今頃はもっとひどいことになっているだろうな、と考える。
それは今年の自分を振り返れば明らかだ。
今の自分の浅はかな思考力や行動力の低下は、今そんなモードなんだよねー、なんて言って笑えるようなそんな一時的なモノではないし、これは長い間、心に必要で豊かなるモノを蓄えてこなかった代償の表れなのだ。

酒を呑んで酔っ払い大いにハメを外したり火遊びをしたりするような、一日で1メートルくらいズレるような行為や思考なら、明らかに分かりやすいしすぐに修正も出来るけれども、一日でたった1mm程度のズレだとしたら、周りはもちろん自分だって気付かない。
でもその1mmが、一年でどれくらいのズレになる?

あぁ、考えただけでおそろしい!
でもそれがすぐ傍まで迫ってきているような恐怖感。
でも蓄えが足りていないから動こうと思った時に動けない。
ね、これ悪循環だよね。

でもね、今日道を歩いていたら、幼稚園の年長くらいの女のコなのかなぁ、自分の少し後ろを歩いていてね、

もぉーしじしんをなーくしてー
くーじけそうになぁーたらー!

なんて元気いっぱいに歌ってるの。
二人組の女のコが繋いだ手をぶんぶん振り回しながら!
グッとくる歌詞にハッとして思わず振り返りましたよおいら。
幼稚園児でなんだその歌詞!
意味わからないで歌ってるだろうソレ!
でも何の歌だソレ!ってね。
それですぐネットでその歌詞を打ち込んで検索してみたら、なんとアンパンマンたいそう、と出てきてね、ア、アンパンマンだったのか…って、ちょっと拍子抜けしたけど、YouTubeで聴いてみたらこれがまたいい歌でね。
でも何だろう、大人が歌うその言葉よりも、さっき耳にしたあの女のコたちの歌声のほうがはるかに生き生きと逞しい生を孕んでいてね、子どもってすごいなぁ、って、お礼を言いたい気持ちになった。
そして、あぁ、これが歌だ、って。
もう、ありがとうね、ちびっこたち。

そんなこんなで秋もすっかり深まってきて、街の木々があちこち紅葉を始めてる。秋、大好きなんだよね、気候自体は春と似ていても、好きなのは春ではないんだよね、やっぱり秋なんだよね。
晩年を迎えた木々たちが、最後の最後で色とりどりな景色をもたらしてくれる姿も、胸に静かな感動をくれる。空気も冷えていてね、何か心がスーッとする。



春はいい、放っておいても何かハッピーだし。
夏なんてもっといい、暑いし女の子も薄着になるから元気になるし。
でも秋はね、色んな部分が一度リセットされる。頑張らなきゃ、って思うよね。応援して支えてくれる人たちがいるのだし、何より自分自身が一番、その人たちのことを大好きなわけだし。

いい歳した大の男が大丈夫なのかコレ、って思うけどね。
自分にしか出来ないこと、ではなくって、自分に出来ることをきちんとやっていかなきゃ、って思うよね。

つまんないこと気にして本筋忘れちゃったらガッカリだからさ。

誰って、つまりは自分が、ね。

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