桜女と梅女を語る

  • 2013.03.06 Wednesday
  • 18:20


数日前に春の嵐が吹き荒れて、街を歩く女の子のスカートがあちこちではためく平和な光景を目にした日を境に、春がすぐそこまでやってきた。
もしかしたらそんな平和な光景の影では、ひた隠しにしていたカツラがすっ飛んで悲惨なことになってしまったおじさんたちもいるのではないか、と思うとそれは気の毒な気もするが、それはすべて春の珍事ということにして、それよりもこの花粉をどうにかしてくれ。

何にしても日本は素晴らしい。
地球が一周回る間にきちんと四季が巡り、その都度旬な食べ物が市場やスーパーマーケットに並び、風の匂いだって変わってくる。風流。まさに日本の風土そのものが、季節折々風流を体現してくれている。

そして今か今かと春を待ちわびていたか、この連日の陽気と今日の暖かな陽気のおかげで梅の花があちこちに咲き始めた。あと一ヶ月もすれば、圧倒的な美しさを誇る桜が町の主役に躍り出て、それに伴うようにして町にパッパラパーも増えるのだろうがまぁそれはいいとして、梅は春へと向かう前奏曲のような花。そして梅は桜と比べればどこか謙虚なイメージがあるとはいえ、香りも良くて色とりどりでありながら、その控えめな佇まいが好きだ。そして桜に比べて花の寿命が長いのもいい。

なるほど、、、派手なイメージの桜に対して、謙虚なイメージの梅。
これを派手な女と謙虚な女、というふうに例えて考えてみたらどうなるだろう。

男にとってのいい女とは、どこか派手な部分や妖艶な部分を持ち合わせている反面、その多くが悪い女だったりすること多々なのだが、派手な女というのはどこか飽きっぽいというか惚れっぽいというか、パッと好きになってパッと冷める、みたいなイメージがある。
でも人の目を引くし、何と言っても華やかだ。だが派手なモノは長く見ていれば飽きるし飽きられるので、きっとすぐに散ってしまうぐらいがちょうどいいのだと思う。
だからこれを“桜女”とでも名付けてみる。

その点謙虚な女はどうだろうか。
どんなに本質的な魅力を持ち備えていようと、謙虚な女はどこまでも控えめであまり目立たないので、桜のようにすぐに散ってしまっては誰にも気付いてもらえない。
なので長く咲き続けることによってその存在に気付いてもらう必要があるというか、必要に応じて派手な女には無いしぶとさや強さを内に秘めている。
これを“梅女”とでも名付けてみる。

何だかまた話が無理のある展開へ流れてきたような気がするが、もう少し続けてもいいだろうか。

桜の木には毛虫が付く。
それはきっと、桜のあまりの美しさに嫉妬した梅が、その美しさをほんのりジャマしてやろうとして付けたのだと思う。

梅の木は梅の実を付ける。
それはきっと、それだけでは何か足りないから、と、あの酸っぱい実を作らせたのだと思う。
でも所詮イメージはダメージなので、本当に梅が謙虚なのかと言えばそんなことはない。梅は梅で充分過ぎるほど美しい。

そうか、、、
もう少し続けてもいいだろうか。

惚れっぽい桜女とパッとヤッたまでは良かったが、パッと簡単に他の男に乗り換えられて嫉妬で頭がおかしくなりそうになったり、控えめな梅女とヤッたまではよかったが、それまでは苗字の「さん付け」で呼ばれていたのに、終わった途端にいきなり名前の「ちゃん付け」で呼ばれてどこか心が重たくなったり、桜女も梅女も、どちらにないモノを持っている。
そしてそんな桜女や梅女に、男はいつも翻弄される情けない生き物である。

なんだ、やっぱりそういうことか。

そんなわけで、やっぱり話が無理やりな展開になってきたのでこの辺で終わりにしたいと思う。

来週十四日の木曜日は代々木laboにて、SACHIOくんのお誘いで、ホワイトデーは俺に任せろ!〜愛のお返し大作戦!〜というイベントに出演させて頂きますが、これが愛のお返しではなく、愛のしっぺ返しにならないことを願うばかりである。
それは大作戦でも何でもない。
そんなのはただの大陰謀だ。

何はともあれ、香り高く咲き誇る梅たちにしばらくは目と鼻を委ねようではいか、ワンダフル。

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