サクラサク

  • 2013.03.21 Thursday
  • 17:05


ふと、ぼくの傍を過ぎていった人たちのことを思い出す。
少し遠い日々、でも香る日々。
どんな季節にも、キリキリと胸が痛くなるような思い出がある。
それは美しければ美しいほど、濃い残像となってふと心に浮かび上がる。
けれども、まるで始めから最後までそうだったかのように、
最後に残るものは楽しかったことや美しいことばかり。
考えてみれば、あぁ、あの時は悲しかったな、
なんて回想にふけることなんてまず無くて、
あぁ、あの時は楽しかったな、とその光景や誰かを思うからこそ、
ぼくらは前を見て歩いてゆける。
こうして地を蹴って歩き、目一杯胸を張れないまでも、
身をかがめることなどなく色とりどりな日々の中を生きている。

例年より、ずっと早く桜が咲いた。
そのせいで、あちこちの自治会では
さくら祭りを前倒しにするべくあくせくしているという。
そう思うと、我々人間は自然にかなわないのではなく、
自然に振り回されながら生きているのだな。
だってこんなにも桜に魅せられて、
こんなにも歓喜の声をあげているのだもの。

ソメイヨシノは今七分咲きくらい。
けれども寒緋桜は見事まで色鮮やかに咲いていて、
昨日の強風でその花びらを宙に舞い上がらせて、地表を紅く染めていた。
まるでソメイヨシノに、お次はどうぞ、と席を譲り渡すように。
そこにその短命さを持って人々を惹きつける桜の潔さを見る。

陽気な人々、麗らかな風、春の花の匂い。
暖かく、やわらかな、そんな一日の片隅で、
今日もぼくは君のことを考える。

これから知人のライブを観に、お台場はZepp Divercityへ。
目の前に海が見えてきた。
東京湾といえど、やっぱり海はテンションあがるね。
胸の中で、こっそりとだけどね、ワンダフル!

ニコニコ動画

2013.3.15にbayfmで放送された番組収録模様です。↓

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